日光江戸村の楽しみ方

江戸時代の生活に触れる建設スタジオ

 

 

日光江戸村では室内ロケ用として、第一スタジオ、第二スタジオとふたつの建設スタジオを用意しています。

 

第一スタジオは面積約150坪。質実剛健・質素を美徳とした江戸時代の侍たち、第一スタジオ内武士の間はそんな彼らの生活美意識がリアルに再現されています。

 

第二スタジオは1997年に放映された4時間スペシャル時代劇『徳川の女』の撮影を機に新設されました。いわゆる“大奥もの”ですから、第二スタジオの造りは往時の江戸城をしのばせる豪華絢爛な意匠。吉良上野介(きらこうずけのすけ)に恥をかかされた赤穂藩主浅野匠守(あさのたくみのかみ)が、遺恨を晴らすべく吉良に斬りかかった事件で有名な“松の廊下”を忠実に模し、上段・中段・下段にわかれた48畳の大広間からなっています。

 

松の廊下事件がもととなって、大石内蔵助が吉良への敵討ちを果たした忠臣蔵物語は日本人なら誰でも知っていますよね。松の廊下とはその名のとおり、金箔に松が描かれたふすまに沿った廊下なのです。

 

そんな歴史的事実も知ることができ、果ては忠臣蔵にまで思いを馳せて…日光江戸村はゲストを楽しませながら、いつのまにか日本の歴史をふり返らせてくれ、ただ者のテーマパークではありません。